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2016年11月11日 (金) | 編集 |
最近購入したCDに「DSDマスタリング」という表記があった。

ギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団のブルックナー交響曲第5番だ。

DSD No5


はて?

DSD (Direct Stream Digital) というのはSACDで用いられる録音法で、サンプリング周波数 2.8224MHz 1ビットだ。

CDの規格はサンプリング周波数 44.1kHz、量子化16ビットのPCMデジタル録音だから、「DSDマスタリング」のCDとは一体如何に?


このCDは1989年の録音なのでPCMデジタル録音と思われる。

つぶ鹿の調査に依ると、「DSDマスタリング」ではPCMデジタル信号を一旦アナログに変換して、それをDSD変換後に再びCDの規格である44.1kHz、16ビットに変換した、というものらしい。


ん????


2度の変換を介しているので、元のCDより音質劣化することはあっても、向上するとは到底思えなかった。


しかし、音を聴いてみると・・・

少なくともこのCDに関しては明らかに「音が良い」(・∀・)!
 
以前に書いた 「SACDを聴く」で感じた、音場の3次元的な広さが明らかに分かる。

金管の音色が、磨き上げられた真鍮の輝きを感じる。

同じ指揮者とオケのブルックナーは他に幾つも持っているが、金管は安物で薄っぺらの真鍮の鍋のような音色だった。


演奏自体もYouTubeで聴いた時よりも評価が高くなった。


PCMデジタル録音自体はCDよりも高音質なのかも知れない。
昔からデジタル録音テープは音が良いが、CDになると音が悪い、という声があった。

CDのデータを読み取る過程で、エラーとかいろいろあるのだろう。

つぶ鹿自身も録音の良いレコードをDATにコピーして、CDどころかレコードそのものよりも高音質なのに驚かされた経験がある。


元のレコードより高音質など到底あり得ない筈なのだが、これには理由があって(マニアックな話なので省略)

DATはサンプリング周波数 48kHz、量子化16ビットなので、CDよりはサンプリング周波数が高い分だけ高音質の筈だ。

更に、そのDATのデジタルデータをパソコンに取り込んで44.1kHz、16ビットのCD-Rにすると、明らかにCDよりも生々しく高音質で聴ける事も経験している。

CDと同じ規格に変換した時点で高音質規格のメリットは消滅する筈なのだが、不思議な事に (少なくとも聴感上では) 高音質に聴こえるのだ。

CDをそのまま聴くよりもCD-Rにした方が高音質だ、という意見もあって、確かにそうだと思う事も少なくない。


CDが登場して34年、デジタル技術の進歩はCDの44.1kHz、16ビットという、今となってはプアな足枷を打破できるのか?、誠に興味深いのだ。



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